事業報告
2006年度 さがみはら市民会議 事業報告
第1 総括
2006年度は、サポートセンターの運営再受託の2年目の年であったが、センターの運営の実務的なことについては、事務局長を中心にスタッフの創意工夫が発揮されて、問題もなく運営ができたと自負している。
特に、本年度は、サポートセンターの運営について負担金を拠出する協定を締結することに伴い、団体としての収益事業の一層の拡充を図ることを活動の主眼とし、実際にフェスタの協賛金やサポセンナウへの広告の掲載等による収益確保をしたが、さらなる収益拡大方策の検討が今後の課題である。
また、サポートセンターのPRについても、のぼりの作成等行ったが、より効果的なPR手段について来年度以降の課題である。
第2 事業報告
特定非営利活動に係る事業
1 NPOへのマネージメント研修・講習活動
本年度は該当事業なし
2 各分野のNPO活動の連携をめざした交流活動
1) 定例会の開催
第1回定例会 「サポセンおしゃべりナイト」
事業内容 ・新団体おしゃべりタイム ~ 新規登録団体の活動発表(PR)
・全員でおしゃべりタイム ~ 参加者による意見交換
開催日時 平成18年 7月14日(金) 18:00~20:00
開催場所 けやき会館2階 職員研修所
関係先 後援:相模原市
参加人数 33人(会員 20人、参加13団体 13人)
事業成果
本定例会を対外的には、サポートセンターの「市民活動団体の情報発信の支援事業(事業計画(12))」と位置づけ、主に過去一年間の新規登録団体を対象に、さがみはら市民会議会員との意見交換・相互交流をしながら、活動発表(PR)の場を設けた事は、各団体の活性化を図るためにも大変有効であったと思われます。また、利用者懇談会や市民活動フェスタへの参加意欲も湧いていただけたことと思いますので、毎年行っていくのが望ましいと考えます。
第2回定例会 「新市 市民活動団体交流のつどい」
事業内容 旧1市5町から各2名の参加を得て,活動状況,地域固有の課題を話していただき,課題を共有化し交流する。
開催日時 平成18年11月11日 13時~15時
開催場所 けやき会館 2階職員研修所の2/3を使用
関係先 さがみはら市民活動フェスティバル‘06 実行委員会の内部組織
特定非営利活動法人相模原ボランティア協会と共催
参加人数 47人(話題提供者11人、一般29人、関係者7人)
事業成果 ・10団体が率直に地域が抱える課題を話題として提供した。
・それぞれの課題への理解が深まった。
・今後の交流の重要性が認識された。
(まとめもメモ案を添付します。これをベースに市民ノートを作成予定。アゴラの記事にも採用予定。)
臨時定例会 「来年度の事業計画を考える」
事業内容 メンバーで、来年度の事業計画をフリートーキング形式で考えた。
開催場所 サポートセンター会議室
参加人数 14人
事業成果 参加者が少なかったが、「外部からの視点で市民会議を見ると、市民会議が(サポセンに比べ)表に出ていない気がする。もっとテーマの見える活動の仕方もあるのでは。」「サポセンのPRを市民会議でもっとやった方が良い」などの意見が出された。
第3回定例会 「闇汁とバーベキュー親睦会」
事業内容 上大島キャンプ場で、闇汁とバーベキューを行い、会員相互の親睦を図り、市民会議の活動に対して、意見交換した。
開催日時 平成19年3月18日(日) 11時~14時
開催場所 上大島キャンプ場
参加人数 15人(市民会議:11人、市民会議の家族:4人)
事業成果 天気にも恵まれ、事故もなく、概ね順調に終了することができた。参加者から来年度も多数の参加者により、是非実施したいとの感想があった。予定時間をオーバーしたが、撤収も時間がかからずスムーズに完了した。
2) トークサロンの開催
第8回
事業内容 不登校・ひきこもり・発達障害・・・・等々、さまざまな悩みを抱える地域の子どもたちの居場所を作るため、「フリースクール そよ風」を提供し、支援活動をしている「NPO法人 教育フロンティア」代表の窪田光位さんに話をしてもらった。
開催日時 平成18年6月10日(土) 14時~16時
開催場所 相模原市民会館 第2中会議室
関係先 後援:相模原市
参加人数 15人(会員10人、その他市民5人)
事業成果 ・フリースクールについて、よく理解できた。
・地域がキーワードで、少人数による詰めた話し合いが出来た。
・お互いの活動を知ったことにより、協働できる部分が見えてきた。
・少人数でしたが、内容があって良かった。
第9回
事業内容 「子どものやる気と自信を育てる」をテーマに、子育てで一番大切なものについて、「家庭倫理の会 相模原市」の濱田房美さんに話をしてもらった。
開催日時 平成18年 8月12日(土) 14時~16時
開催場所 けやき体育館 教養室
関係先 後援:相模原市
参加人数 21人(ゲスト1人、会員6人、その他市民14人)
事業成果 ・事件がおきるのは、原因があり、親の責任が99%である。
・親子のコミュニケーションを図ることが重要である。
・親であり続けることは困難で、親の努力が必要。
・子育ては自分の親とのかかわりが影響している。
・昔は3世代同居していたが、現在は核家族であり、受け皿がない。地域の役割の占める割合が増加している。
・21人の参加があり、活発な意見交換がありました。
第10回
事業内容 「貧困撲滅のための国際デー」(10月17日)にちなんで、「国連における貧困撲滅~地球家族の一人として~」をテーマとして、WFWPさがみはらの二ツ森さんに国連が2015年までに達成したいと考えている目標とその内容について、宇塚さんと岩渕さんにそれぞれが担当する貧困地域の現状について話をしてもらった。
開催日時 平成18年10月7日 14時~16時15分
開催場所 けやき体育館 教養室
関係先 後援:相模原市
参加人数 21人(ゲスト3名、一般12人、市民会議5人、市職員1人)
事業成果 ・合計21人が参加者し、活発な意見交換があった。
・地球家族の一員として、貧困について考える機会となり、有意義であった。
・貧困撲滅のためには、初等教育が重要であることを再認識した。
第11回
事業内容 中国楽器ニ胡の魅力について、ニ胡倶楽部「二泉映月」の笹本二郎さんに話をいていただき、参加者がニ胡演奏を体験した。
開催日時 平成18年12月2日(土) 14時~16時
開催場所 けやき体育館 教養室
関係先 後援:相模原市
参加人数 28人(ゲスト8名、一般14人、市民会議6人)
事業成果 ・一般が14人で、合計28人が参加者した。
・トークだけではなく、実際にマンツーマンに近いかたちで二胡を体験したが、ある程度音が出て、楽しい時間を過ごすことができた。
・アンケート結果を見ると、概ね好評であった。
第12回
事業内容 地震などの自然災害が発生した時の対処方法を「相模原災害ボランティアネットワーク」代表の大石努さんに話をしてもらった。
開催日時 平成19年 2月10日(土) 14時~16時
開催場所 相模原市民会館 講習室
関係先 後援:相模原市
参加人数 13人(ゲスト1名、一般5人、市民会議7人)
事業成果 ・参加者は少なかったが、アンケート結果によると、全員が良かったと回答。
・災害発生時の対応について、再確認できた。
・今年度5回開催を実施できたことは、評価できる。
3) NPOに関する分野を横断した政策提言活動
1)政策研究活動~市民ノート 2007年3月27日 50部発行
4) 市民へのNPOに関する広報、情報収集と発信活動
1)会報の発行
7月号
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□協働事業の担い手として 代表理事挨拶 □市民活動フェスタ 成功に向けて 総務渉外委員長 西 智巳 □話し好きの皆さんと 政策情報委員長 西本 敬 □交流の場作り ネットワーク委員長 神田廣志(理事) □市民会議の理念とサポセン さがみはら市民活動サポートセンター事務局長 関口良三(理事) □知っていますか外国人市民会議 □NPO法人緑のダム北相模 津久井地域のNPOを訪ねて □境川の斜面緑地を守る会 第6回境川クリーンアップ作戦のご案内 |
12月号
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□今年はこんな活動をしました ~各委員会の報告~ ・総務渉外委員会 西 智巳(理事) ・ネットワーク委員会 神田 廣志(理事) ・政策情報委員会 窪田 光位(理事) □模原市民活動中間支援窓口における協働事業について 斉藤 雅秀(理事) |
3月号
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□06年から07年へダイナミックな活動をめざして □臨時定例会から様 子をお知らせ □市民人材データ バンクチーム □「パートナーシップ市民フォーラム」が開催されました。 |
2)人材バンク準備活動
2007年度実施予定の人材バンクについての準備活動を行った。
5) 市民活動サポートセンターの運営
1)オープンスペース、会議室の管理と市民への提供
オープンスペース のべ利用者 9314 人
会議室 のべ利用者 6464 人
団体数
634
2)コピー、印刷などの機器類の管理と市民への提供
コピー、印刷機 のべ利用者 1569 人
3)市民活動全般に関する相談業務
相談件数 79 件
問合せ 238件
4)利用申込み団体数 41 団体増加(合計 224 団体)
5)対外的な広報活動
☐案内パンフレット及び広報誌の配布 J-com
L字情報
6)利用者ニーズの把握
☐利用者懇談会
第1回
2006年10月14日(土)午後1時30分~4時 けやき会館2F職員研修所
テーマ 「こうだったらいいな!サポートセンター」
参加者 31団体 40人
第2回
2007年3月3日(土)午前10時~11時15分ウェルネス7F 視聴覚室
□サポートセンター事業報告 事務連絡 利用者懇談会報告(第1回)
参加者 45団体 58人
□交流会 12時~13時30分 教育会館
参加者 26人
7)ホームページの充実
ホームページの内容を下記の通りとし、随時更新を行いました
□施設案内 □運営体制
□市民団体イベント情報 □ボランティア情報
□セミナー情報 □事務局からのお知らせ
□会議室利用状況 □さぽせんナウ
□図書リスト □サポートセンター利用状況
□市民活動委託事業のお知らせ □情報提供フォームの作成UP
□ホームページ全文検索システム □市民活動団体データベース
□その他、市民活動に関する情報の提供 □助成金情報
□メールマガジン ☐データベースの作成・公開
8)広報誌の作成
今年度は計3回(第11号~13号)を2000部発行 主な内容は下記の通り
第11号 2006年7月20日発行
代表理事挨拶 団体紹介(4団体)パートナーシップ推進課だより
市民活動に関するQ&A他
第12号 2006年12月15日発行
市民活動フェスティバル特集 利用者懇談会報告他
第13号 2007年3月31日発行
利用者懇談会 市民活動活性化講座他
9)市民活動活性化の講座の開催(第1回)
日 時 2006年11月11日(土) 午後3時15分~午後5時
場 所 けやき会館2階職員研修所
内 容 「まちを変える市民力」
講 師 早瀬 昇(大阪ボランティア協会理事・事務局長)
参加者 67名
10)市民活動活性化講座の開催
日 時 2007年3月8日(木)午後6時30分~午後9時
場 所 けやき会館2階職員研修所
内 容 NPOと企業 パートナーシップへの挑戦
講 師 岸田眞代(NPO法人パートナーシップ・サポートセンター代表理事)
参加者 55人
11)市民活動フェスティバルの実施
日 時 2006年11月11日(土) 午前9時~午後5時
場 所 けやき会館 環境情報センター れすとらんハーモニー2F多目的ホール
内 容 メインフォーラム 学習会 分科会
日 時 2006年11月12日(日) 午前10時~午後4時
場 所 相模原球場正面入口付近
内 容 パネル展示 イベント バザー
参加団体数 39
12)ミニ講座
企 画 市民活動団体(7)さがみはら市民活動サポートセンター
第1回 日 時 2006年8月25日(金)午後6時~午後8時
場 所 サポートセンター会議室
内 容 NPO法人の運営
参加人数 18人
第2回 日 時 2006年9月8日(金)午後6時~午後8時
場 所 サポートセンター会議室
内 容 NPO法人の会計
参加人数 27人
第3回 日 時 2006年9月22日(金)午後6時~午後8時
場 所 けやき会館職員研修所
内 容 非営利と収益事業
参加人数 33人
第4回 日 時 2006年9月29日(金)午後6時~午後8時
場 所 けやき会館職員研修所
内 容 他団体との協働
参加人数 18人
第5回 日 時 2006年10月13日(金)午後6時~午後8時
場 所 けやき会館職員研修所
内 容 行政との協働
参加人数 15人
13)相模ボラディア
*サポートセンター、社会福祉協議会、国際交流ラウンジ、(ソレイユさがみ)の連絡会
情報提供を効果的に行うために、情報の共有や各種団体の活動を一括にして、情報提供できる仕組みづくり他
14)地域ボランティアエアポートへ向けた準備活動
高校生のボランティア活動の支援をする機関を地域エアポートと位置づける
*機能
① 高校生の地域のボランティア活動に関する相談・紹介
② 高校生の地域のボランティア活動に関する調整
③ ボランティア活動の企画・運営などを行う高校生への場所の提供
④ 高校生と地域の人々が協働して行うボランティア活動の企画・運営・実施
15)分野別学習会
福祉、文芸の2分野を実施
福祉分野は災害発生時の対応をテーマに(一般参加も含む)話し合いの場に進展
6) その他、この法人の目的を達成するために必要な事業
1)組織拡大活動
本年度は、新たに2名の新入会員を迎えることが出来た。今後は、各種会合への出席率の向上をより一層図る必要がある。
2)さがみはら市民会議のPR活動の実施
継続的にホームページを更新した。
リーフレット作成 800部 フェスティバル等で配布。
3)さがみはら市民会議のメーリングリストの開設
会員相互の連絡・広報手段としてメーリングリストを開設した。
以 上